1974-03-27 第72回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第8号
○大堀参考人 ただいま中村先生御指摘のとおり、私ども専焼でございますので本来大体五%ぐらいスタート、ストップのときに油を使うという程度で最初やったわけでございますが、やはり公害問題上、一つは横浜の磯子の地点、一つは兵庫県の高砂市、それからもう一基は広島県の竹原でございます、竹原を除きましてはかなり町の中に発電所がございますので、やはり公害問題がたいへんむずかしい問題でございまして、市当局と数次にわたってお
○大堀参考人 ただいま中村先生御指摘のとおり、私ども専焼でございますので本来大体五%ぐらいスタート、ストップのときに油を使うという程度で最初やったわけでございますが、やはり公害問題上、一つは横浜の磯子の地点、一つは兵庫県の高砂市、それからもう一基は広島県の竹原でございます、竹原を除きましてはかなり町の中に発電所がございますので、やはり公害問題がたいへんむずかしい問題でございまして、市当局と数次にわたってお
○大堀参考人 中村先生からの御質問の長崎県の松島地点につきましてお答え申し上げますが、先ほどちょっと申し上げました、新しく石炭専焼火力発電所をつくって国内炭を優先引き取りをし、あわせて輸入炭も加えまして、今日の石油対策といいますか、石油不足に対する対策として私ども考えております地点の一つとして、実は長崎県の松島炭鉱あとの地点が諸般の事情から見て適当な地点じゃなかろうかというふうに考えまして、先般長崎県知事
○大堀参考人 御指名をいただきました電源開発株式会社総裁の大堀でございます。 かねて電力用炭の問題等につきましては、当委員会の諸先生方には格別の御理解、御支援を賜わっておりまして、この席をおかりしまして厚くお礼を申し上げます。 本席には電気事業連合会の加藤会長も御出席になっておりますので、私からは、私どもの会社が建設をし運営いたしております石炭火力発電所の現状と今後の石炭引き取り量の見通しにつきまして
○大堀参考人 最初の御質問の集じん機の問題でございますが、実は磯子については、現在の規制でちょっと現在の設備はやれなくなってきております。それで、四十七年度に集じん機を新しいものに改造しなければならぬということで準備をいたしております。その他の地点については一応いまの範囲でいける、こういうことでございます。 第二の御質問の点でございますが、輸入炭の話もちらちらございますけれども、私どもとしては、これはまあ
○大堀参考人 新しく石炭火力をつくるという問題については、実は私としては全く考えていなかったことでございます。これは実はいまの石炭火力をやります際に、私、電発に参りまして最初の仕事でございましたので、あらゆることを関係さしていただいたわけですが、当時、早くつくれというお話がございましたけれども、結局後期に回ったわけでございますが、現在考えてみますと、やはり西方面はもうあれが限度であったのではなかろうか
○大堀参考人 御指名をいただきました電源開発株式会社総裁の大堀でございます。 先ほどから電気事業連合会会長から全体のお話がございましたので、私からは、当社が担当しております揚げ地石炭火力等の現状と今後の見通し等を中心に申し上げたいと存じます。 去る昭和三十八年、石炭政策の一環として当社が担当することになりました揚げ地石炭火力につきましては、政府の助成をいただきまして、昭和三十九年より昭和四十二年
○大堀参考人 ただいま岡田先生から御指摘がございましたように、私どもの五台の揚げ地火力のうち三台は西であります。高砂、竹原、この地帯につきましては、最近やはりサルファ問題がわれわれとしては一つの悩みでございます。私どもも当初から高サルファのものをたけますようにくふうもしてございますし、現地の公害問題等の関係で私ども非常な責任を負っておりますので、これに支障のない範囲ではできるだけ使うようにいたしておりますけれども
○大堀参考人 御指名をいただきました電源開発株式会社の大堀でございます。 本日は、当社の揚げ地石炭火力について御説明申し上げる機会をいただきましてまことにありがとうございます。 当社は設立以来現在まで約十七年間に水火力合計約四百四十八万キロワットの電源とこれに付帯する送変電設備の建設を行ないまして、本四十四年度の販売電力量は約百六十八億キロワットアワーに達する見込みでございます。また引き続き約百四十五万
○大堀参考人 お尋ねの点、ちょっと私理解が間違っておるかもしれませんけれども、これは最初の話のときから建設に相当時間がかかっておりまして、一番初めに出ました県会に御説明したものというお話でございますが、相当古い、最初にありました案だと思いますが、その当時と現在実施いたしました計画とは途中で変わっております。
○大堀参考人 お答え申し上げます。 四十三年度までに投じました金が長野発電所二百六十一億円、湯上発電所六十七億九千万円、年度別に申しますと、三十八年度十五億九千九百万円、三十九年度二十八億三千四百万円、四十年度五十八億一千九百万円、四十一年度五十八億三千七百万円、四十二年度七十六億六千五百万円、四十三年度二十三億六千万円。湯上につきましては三十八年度九千四百万円、三十九年度四億六千四百万円、四十年度九億二千九百万円
○参考人(大堀弘君) 私ども、ちょっと御質問ございましたので関連事項としてちょっと申し上げさしていただきたいと思いますが、先ほどお話がございましたように、曾文溪ダムのコンサルタントに関しましては、本件が決定しますまでは私ども相当やはり仕事を得るためにできるだけ努力をしておりますから、かなり競合して競争したと思います。ただ、決定しましてからは私どもこういった政府機関でございますから、あまり無理押しして
○参考人(大堀弘君) 堀越さんとはいろんなことでよくお目にかかりますけれども、この件でわざわざおいでになった記憶はございません。あるいは、だいぶ古いことでございますから、記憶が確かでございませんけれども、お目にかかってお話した記憶はございません。山地さん、あるいは一度か二度お見えになったような気もいたします。ちょっとどういう話だったか私も詳しくは覚えておりませんが、そう別にかどの立ったむずかしい話であったようには
○参考人(大堀弘君) ただいまの大輪橋の件につきましては、河川局長から御答弁がございましたとおりでございます。私どもとしましても河床等につきましては常時調査をいたしておりますし、先ほど先生御指摘ございましたように、秋葉のバックウォーターの終端方面につきましては相当用地の買い増し等もいたしまして、対策を講じておりますが、大輪橋地点につきましては、今回いろいろと調査の報告を受けておりますけれども、今回の
○参考人(大堀弘君) 今後の問題につきましては、政府当局、特に建設省と十分御相談して進めてまいりたいと考えておりますが、ちょっと横道にそれるかもしれませんが、私どもの関係でも、総合開発ダムに対する対策と申しますか、たとえば、川内川の発電所等につきましては、建設省と私どものほうでダムの負担割合をきめまして、その限りにおいては、治水の目的のために完ぺきに操作ができるということになっております。そういった
○参考人(大堀弘君) ただいまお尋ねの点でございますが、ちょっと最初に建設費と電気料金の件についてございましたので、ちょっと申し上げさせていただきたいと思いますが、この点は、私どもは、これは電気専用のダムでできておりまして、建設費に対して適正な報酬率を加えまして原価をはじいて料金をきめておるわけでございますが、今日までおっしゃったような収入があったと思いますけれども、これは建設のための金利の支払い、
○大堀参考人 私はよく存じません。
○大堀参考人 私もよく存じませんが、ただいま担当の理事から聞いてみましたところ、本社にはございませんそうでございます。あるいは現地のほうでは、どうでございましょうか……。
○大堀参考人 いままでのところは、ちょっと私も在任期間が一年余りでございまして、それより前のことは、私としてよく承知いたしておりません。
○大堀参考人 あるいはお手元にまだ届いていないかもしれませんが、私が前藤井総裁のときからお手伝いをしておりました関係上、八月ごろ特に急いでやれ、早期にやれという御陳情と、先ほど来ございましたように、御母衣をやった業者にやらしてもらいたいという御希望は承っております。ここにおいでになります……。
○大堀参考人 私は、先生のおっしゃったように、藤井総裁は非常に経験をお持ちでございますし、本件についても終始非常に御勉強になっておられたわけでございますから、私は藤井総裁のお考えは最も正しいと思います。私はこのときはまだ伺っておりませんが、おそらく総裁のお考えは正しいと思いますが、ただこの時期にアクションをおとりになることは私はやはり問題がある。つまり後任の方がはっきり出た問題で、これほど注目を浴びておる
○大堀参考人 役所のほうで非常に本件処置が公正に行なわれなければならぬということを心配しておったことは、私も感じておりました。
○大堀参考人 私は、藤井総裁が、残任期間中、つまり吉田新総裁の諮問閣議が八月四日にございましたので、この段階において処置をされるということは、私の経験から見て適当なことではないから思いとどまっていただきたいということを申し上げました。役所の関係でどういうことが行なわれたか私は存じません。役所の、さっきちょっとおっしゃいました局長が、どうしたとかいうお話がございましたが、それは私は聞いておりません。私
○大堀参考人 前回の決算委員会で申し上げましたが、私は、これはもう事実無根で、はなはだ名誉を棄損されるものだと思っております。ただ、天誅社何某と書いてございますが、所在のわからないのを相手に、私は、やる考えはございませんし、私のことについては、同僚、先輩、多くの方が御存じでございますから、まともな方は御信用にならぬ、こう思っておりまして、本件はいまのところ何もいたしておりません。私は、責任ある方がそういうことを
○大堀参考人 ただいまの点でございますが、本日の資料に概略の数字が出ております。詳細な、提出書類全部をお出しするということにつきましては、私ども一応検討させていただきたいと思います。各社の資料をなまのまま公開の席にお出しするということについて、私どもよろしいことかどうか、ちょっとここで判断がつきませんので、一応その点検討しました上でお答え申し上げたいと思います。
○大堀参考人 これは別に温泉場に限ったわけではありませんが、これは山の中の一軒家でありまして、借り切ってやりました。私どもは、どこでやってもよろしいわけでございますが、万一会社の見積もり額というものがだれかに入手されるようなことがあっては、それこそ公正を期しがたいと考えまして、特に慎重を期して、実は先ほど申し上げましたように、作業に行く人はどこに連れていかれるかわからない。秘書課長に命じて連れていった
○大堀参考人 ここに問題になります点は、一つは当社の予定価格をつけなければならぬわけでございます。これを先ほど総裁が申しましたように、秘密裏にやらなければいかぬということで、この作業班を十七日以降二十四日の午後二時二十分に現地で封緘を終わるまで、現地に監禁をしたわけでございます。外部との連絡も遮断してそこで作業させまして、これが二十四日の午後二時二十分に終わっております。この責任者は浅尾理事でございますが
○大堀参考人 二十四日に見積もり書をとりまして、業者が提出されました見積もり書の中には、見積もり価格に関する問題と技術資料に関する問題と二つございます。技術資料に関する封書を二十五日に開封をいたしまして、浅尾理事以下八名の技術陣が担当して審査をいたしまして、その結果を十月一日の役員会に報告をいたしております。十月一日の役員会の冒頭に、ただいま田中先生が御指摘になりましたような技術審査の結果を報告いたしております
○参考人(大堀弘君) 御指摘のとおりに、当社が担当いたしまして、できるだけ安い資金を調達をして、石炭火力としても、これは完全に重油専焼火力と完全な競争ができるようになるまでということは事実上困難かと思いますが、少なくとも九電力が担当いたします場合よりも安い単価で発電ができるようにという趣旨で、実は本年度御決定いただきます際にも、特にこの数年間ございませんでした出資を認めていただきまして、出資十億円、
○参考人(大堀弘君) これは絶対できないということを申し上げられないと思うのでございますが、現在ございます形において、わが社が担当することがより適当であるというふうに考えるべき問題かと思いますけれども、いま申し上げましたように、石炭火力につきましても、石炭政策から見ますれば、やはりある程度これを建設していかなければならぬということでございますが、今日の段階では九電力ではこれは引き受けかねる、結局電発
○参考人(大堀弘君) ただいまのお尋ねの点でございますが、確かに従来はともかく水力開発ということに取り組んでおりました。これは電気が足らぬからできるだけ急いでつくれという趣旨でやってまいったわけでございますが、今日の段階といたしまして、私どもの役割りというものがどういう方向に展開していくべきであろうかということを、われわれとしても現在相当真剣に社内で検討をいたしておる段階でございます。また政府の御方針
○大堀参考人 九頭竜の地点の補償につきましては、私ども特に従来の経験にかんがみまして工事着工を慎重に考えまして、工事着工前に補償の見通しの確信を得たいということで、その点はかなり成功いたしまして、今日までのところ現地の協力を得まして個人補償等につきましても基準が全部きまっておりますし、個々の補償につきましても、旧戸、いわゆる従来からおりました方は大部分個別にも話がついておる次第でございます。新戸といいますか
○大堀参考人 先ほど来加賀田先生の御指摘のございましたように、私ども工事を担当しております立場から、まことにごもっともな点ばかりでございまして、私どももこういう段階でございますから、できるだけ建設費を節約しなければいけない立場で、補償の問題につきましては今後従来にまして一そう厳正にやってまいりたい、かように考えておる次第であります。
○大堀参考人 ただいまのお尋ねの点でございますが、件数はいまちょっと私記憶しておりませんが、工事が始まりますと相当多数の請負人夫が入りまして、現地において相当大ぜいの人が働くわけでございます。その治安対策のために私どものほうでやっておりますことで、いままでありました例は、警察員の派遣、駐在所の社宅といいますか宿泊所を私どものほうでつくりまして、無料でお貸しをして置いてもらっておるというのが私どもの会社
○大堀参考人 四年後の収支見通しでございますが、的確なところはまだつかんでおりませんが、大体の見当といたしましては、電気事業、販売電力料収入が主力でございますので、約六百三十億程度の収入になろうかと思います。それに対しまして経費、これは営業経費、償却等差し引き、さらに支払い利息を引きまして、まず二十億から三十億の間の利益が出るというふうな計算になっております。これは先ほど一お話がございましたように、
○大堀参考人 ただいま福田通産大臣からお話がございました大筋のとおりでございますが、私どもの料金は、大体水系別にきまっておりまして、結局その水系の経済価値から、幾らでここは開発できれば使える電気になるかというふうな計算をしております。たとえばピーク価値が非常にあるという場合は、かなり単価が高くなりましてもこれは使えるということで、建設費が高くなり、ワットアワー当たりの料金が高くなりましても、これは開発
○大堀参考人 ただいま久保田先生から御指摘がございましたように、先ほど公益事業局長から申し上げました数字は平均の数字でありますが、地点別に見ますと水力開発地点が御承知のようにだんだん条件が悪くなってきますので、どうしてもコストが高くなる傾向にございます。したがいまして私どもとしては、社内の合理化はもちろんでございますが、できるだけ安い資金を調達をしていかなければならぬ。そしてできるだけ発電コストを下
○大堀参考人 ただいまのお尋ねの点でございますが、一万キロワットに対する水の分量、これは高さと量とに関係がございますので、それぞれ違っておるわけでございますが、落差が非常に大きければ量は少なくてもよろしいわけであります。ただ二千トンの点が、ちょっと私の説明が不足で誤解がございましたのじゃないかと思いますが、音更川の元小屋から芽登川、ビリベツ川に分水する設備は、二十トンの設備があるわけであります。常時
○大堀参考人 私、まだ昨年の暮れに着任をいたしまして、現在本社の仕事が非常に多忙でございまして、現地のほうを十分視察しておりません。糠平には近く参りたいと思っておりますが、まだ参っておりません。
○大堀参考人 ただいまのお話の点でございますが、先生御承知のように、川が三本でございまして、音更川の流れとビリベツ川の流れと利別川、この三本の支流が並行して流れておりますが、糠平ダムは音更川の上流にあるわけでございます。その少し下に元小屋ダムというのがございまして、そこから音更川の水をビリベツの上流へ二十トン分水できる形になっております。そして、昨年の御指摘もございましたが、今回は私どもも地元に十分注意
○政府委員(大堀弘君) 現在のところは、私どもも検討中でございますけれども、本法案が非常によくできておりますので、ただいま直ちにこれをどうするかという考え方はございませんですが、本法案が成立しました上は、施行の段階を通じて、なお改憲を要する点がございますれば、われわれとしてはいたしたいと、かように考えております。
○政府委員(大堀弘君) 私ども決して熱意がないわけではございません。鋭意検討して参ったのでございますが、予算関係等の事項について、なかなか政府部内で案を作ります運びまで参りませんでしたことは、はなはだ遺憾に存じておる次第でございます。決して熱意がないわけでもなし、また現在の団体法の改正で、あの範囲内におきますことは、商店街の商工組合という形でできないことはないのでございますけれども、やはり新しい町作
○政府委員(大堀弘君) 商店街の組織化の問題につきましては、私どもといたしましてもかねがねその重要性を感じておりましたのでございますが、先般当委員会において御可決いただきました団体法案の改正の際にも、実は当初団体法案の中に商店街組合の名称を入れて、あの行き方でやるという案で考えておりましたのですが、商店街の重要性にかんがみまして、やはり別個の特別法規を必要とするのじゃないか、そういう見地でわれわれとしても
○大堀政府委員 法人でございますので、意思決定は総会において行なうことになりますが、業務の執行についての点については、協同組合等におきましては理事会制度が法律上きめられておりまして、理事会が決定をするということになっておりますが、中小企業団体中央会、あるいは類似の例といたしましては、商工会あるいは商工会議所等につきましては、会長が、あるいは会頭が業務執行の責任者になっておりまして、理事はそれを補佐し
○大堀政府委員 一般の例によりまして、取締役会別度にならって理事会制度を置いております。中央会におきましては、商工会議所あるいは商工会と同様に理事会制度を法定いたしております。
○政府委員(大堀弘君) ただいま近藤先生御指摘のとおり、下請関係は、一方において法律で取り締まりますと同時に、やはりこれを法律になじまない面もございますので、何と申しましても、やはり親事業者の社会的責任ということで、親事業が下請企業をかわいがって育てていくという意識に徹底させることが非常に大事なことだと考えておりますので、そういう意味におきまして、ことに最近金融引き締めの結果の影響が出ておりますような